オフィスチェアについて私が知っているニ、三の事柄
椅子に座って長時間作業をする人。
腰痛に悩んでいる人。
椅子なんてなんでもいいと思ってる人、などに見てもらいたい。
筆者は以前、東京インテリアで買った5千円の椅子に座っていたが、長時間作業するにつれ、腰が痛くてしょうがなかった。
そもそも、安い椅子というのはあまり体のことを考えられずに作られている。
体の荷重が分散されることなく集中したり、個人の体の大きさに合わなかったり、肘の置き場の調整ができなかったり、エトセトラ、エトセトラ・・・。
そこでオススメしたいのが、人間の座り心地、楽な姿勢にこだわった、高級椅子なんだけれど、安いものでも6万ぐらいしたりする。ここに価格の障壁がある。
しかし、高級椅子を安く手に入れる方法がある。
椅子は中古市場がアツイのである。
椅子はオフィス用品として、業者が大量購入、大量売却をかけているため、流通量が多く。中古椅子なら定価から七割引ぐらいで買うことができる。
状態の良いものも多いので、新品の安いダメ椅子を買うぐらいなら、質が良くて安くなった中古のものを買ったほうがいいと思う。座ってみると世界が変わると思う。
高級なものだと、アーロンチェア、バロンチェアなんかが有名どころ。高い。
ちなみに、筆者が買ったのが、リープチェア(V2タイプ)
値段は3万7千円。高かったけど、毎日使うものだし、それなりに満足している。
・肘掛け
肘掛けが上下、前後、外内に動く。
机に近づきたい時は限界まで下げられる。
本を読みたい時は上げて、内側に持ってくると無理のない姿勢で本が読める。
・背もたれ
ランバーサポート(腰当て)あり
腰のあたりの柔らかさの調節ができる。
腰のあたる背もたれが柔らかく、体に合わせて変形してくれて、すごく気持ちがいい。
・座面
座面の前後スライド機能あり。
座面のクッションも柔らかく、お尻が痛くならない、気持ちがいい。
座面の膝裏のあたりはぐにゃっと曲がるようにできていて、圧迫感が小さい。
・その他機能
上下の高さ調節機能あり。
リクライニング機能あり(あまり使わないが)。
あとは、リープチェアの前に、プラオチェアを買ったことがある。
価格は1万2千円で、初めて座った時は感動した。
安い椅子 → ちょっと高級椅子 という移行は
スーファミ → プレステ2 ぐらいの感動を味わえる。
選び方のポイント
もちろん、機能が多いほど値段も高くなる。
機能がいっぱいついていたほうが良いものだ!と考えるのは、悪い癖である。
自分の作業環境では、どんな機能がほしいかということを考えて、条件を絞り込むのがいい。
・どんな姿勢を想定されているか(前傾、後傾)
・背もたれの高さ(ローバック、ハイバック、エクストラハイバック)
・ヘッドレストの有無
・肘掛け(なし、固定、可動)
(可動なら何方向可動か、上下、前後、左右)
・座面調整機能(高さ、前後)
・ランバーサポートの有無
・リクライニング機能
・椅子の生地(クッション、メッシュ、革、など)
はっきり言ってしまえば、座ってみないと分からないことも多い。
言語化できない情報だってあるので、機能は満たしてるけど自分の体にしっくりこない! というのは起こりうる。ここが難しいところだ。
大きい家具屋さんなどでは、試座ができる。
全ての種類を揃えている家具屋というのはないが、高級椅子がどんなものかというのを感じることができると思う。
あとは、いきなり高いものを買う前に、試しに安めの物を1つ買ってみて、自分が求める機能というのをはっきりさせると良いと思う。
中古椅子を買うなら、オフィスバスターズがおすすめ。↓
種類も数も豊富。数を見れば相場も分かってくる。
いろんな種類の椅子を見てるだけでも楽しい。
良いPCライフを!