君の名は。の感想
ちょっと前に映画で「君の名は。」見てきました。(本は読んで)ないです。
おっぱい揉みながら泣きじゃくるシーンめっちゃ面白いですよね。
以下、気づいたこととか、感想とか。
糸の言葉遊び
糸で言葉遊びしてるのが面白い。
糸守町、親子のへその緒、彗星の軌跡
スマホにハッキリと映るアプリが、LINE(糸)。無線なのに有線みたいな。
瀧君の記憶の景色が分かるきっかけになるのはラーメン屋(麺)
瀧君がラーメン屋店主からもらう弁当はおにぎり=おむすび=お結び
こじつければまだまだ出てきそう。
入れ替わりについて
たぶん宮水家の家系は、代々入れ替わりを経験してるんですよね。それを裏付けるのが、祖母の「入れ替わるってこと経験したよ、覚えてないけど」っていう証言と、糸森町にある複数のクレーター。過去にも隕石の衝突があって、今回の話と同じように入れ替わりを使って人の命を救ってたってことなんでしょう。
聖地に渡る際に祖母が、「ここから先はあの世」って言うのも、その聖地を使う時にはすでに隕石の衝突があって人命が失われた世界に行くからなんでしょう。
形だけが残る
祖母が聖地の移動の経緯を語る際に「意味は失われて、形だけが残った」と言うんですが、物語の中の三葉の髪留めがこの意味を持ち続けるんですよね。
中学生の瀧君に、高校生の三葉が髪留めの糸を渡すんだけど、これは駅伝のタスキみたいなもんですよね。未来へのバトンタッチ。
そして、瀧君は意味が分からないんだけど、お守りとして手首につけっぱなしにしていて、糸森町に行った時に記憶を辿るきっかけになると。
その後、隕石衝突直前の聖地で瀧と三葉が会うシーンで、これを三葉に返す。「ここから先は肉親である三葉じゃなきゃ市長を説得できないから、あとよろしく」って形でバトンを渡すと。
記憶がなくなるという設定
この映画を見た後だと、自分の人生の選択とか、一目惚れとか、そういうのに理由があったんじゃないか?って思えてくるのがこの映画のいいところですよね。覚えてないけど、実はこんなことあったんじゃない?みたいな。