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小学生並みの日記

肩肘張らずに語ろう

シンゴジラ見てきました。

シンゴジラ見てきた。以下、ネタバレと感想。

 

まず感じたのは、破壊するというのは最高に気持ちがいいってこと。

火炎放射から、紫のビームまで出しまくり、東京を破壊しつくすのは涙が出そうだった。この感情を考えると、積み木の城を破壊するのが楽しいとかいう感情もあるとは思うけれど、もっと根本的に人間個人個人は社会というものを憎んでいるというふうに思っている。(私的幻想と共同幻想って話で、ものぐさ精神分析って本にあったと思う)

 

ものぐさ精神分析 (中公文庫)

ものぐさ精神分析 (中公文庫)

 

 

 その次に、ゴジラそのものについて。

話が進んでいくにつれて、ゴジラが放射性廃棄物をエサに生きていたことが発覚する。

また、ゴジラは空気中の酸素とかがあれば生きていける(うろ覚え)ということが発覚する。やべえよやべえよ・・・。

 

ここから、ゴジラは存在としては脅威だが、その仕組みを解析できれば、人類はそこから多大な恩恵を受けることができるということになる。

放射性廃棄物を文字通りゴミとしか処理できなかった人類にとって、それがエネルギーに変えられるとしたら、とんでもないことだろう。

 

物語の結末としては、この機会に政治が一からやり直せるから、今度は機能する政府をつくろうと発言し。ゴジラの撒き散らした放射線も、半減期が非常に短いため、放射線が復興には大きくは影響してこない。新しく立て直すためのスクラップに成功したというポジティブな面が表現されている。ゴジラの解析を元にエネルギーの問題も前進が期待できる。

 

人間も政治も生物も、定期的なスクラップアンドビルドで発展してきた。

時間がたつにつれて政治は腐敗する。そして、新しい政府が誕生する。歴史はそれを証明している。

生物の体も、時間がたてば老化する。不老不死の生物はいない。だから子孫を残すという手段をつかっている。

 

放射線を憎んだ博士の、「私は好きなようにした、君たちも好きなようにしろ」という遺言は、博士の残したゴジラというスクラップと技術的技能を、生かすも殺すも君たち次第だというメッセージととれる。

 

物語の中では、俺たちは頑張れるぞというポジティブなメッセージにも感じたけど。

ゴジラみたいなここまでの外圧がないと、日本は、世界は変わらないんじゃないの?というメッセージにも感じた。

 

 

 

あと、市川実日子さん超イケてた。冷静に理論的にしゃべりまくる。ステレオタイプな科学者というキャラ。最後の放射線半減期が短いこと発覚で、笑顔がでるっていうのはツボだった。

 

最後に、尻尾に人間が!って話がネットに出てたけど、そんなもんあったかなぁ・・・。かみ合わせの悪そうな歯が見えてたと思うけど、あの歯は人間のものじゃないし、ゴジラの無性生殖を表してるんじゃ・・・と思う。