株式投資は儲からない
半年ぐらい前に読んだので、かなりうろ覚え。
一般人が株式投資で儲けようなどと思わないほうがいいよ、という話。
・証券会社は投資家から手数料をとることでで食っているため、投資家としては売買すればするほど手数料にお金を大きくとられる。とられる手数料を大きく上回る利益を果たしてあげることが出来るのか?
・短期的な一点投資(アクティブ投資)は、どうやってもギャンブルである。
・逆に、分散投資は大きなリスクを回避できるものの、利益はもちろん小さくなる。個人投資家は元手が少ない分、稼ぎも小さくなり、手数料のことも考えるとやはり大きく稼ぐのは難しいという結論になる。
・こうすれば儲かる、などというおいしいお話は存在しない。専門家が言う「この銘柄が良い!」なんて話ももちろんウソ。その話が本当なら、秘密にしておいたほうが儲かるわけで、そんなうまい情報を流す理由がない。
・企業にとっては、株式上場というのは資金集めというよりも、売名目的が強いらしい。
こういう本も読んだ。証券会社の雇われディーラーの話。
・ディーラーでも、月間200万が目標として設定されているらしい。会社の大きなお金を使って、この数値だとすると、個人で闘うのは分が悪いなと思えてくる。
・ディーラーにはギャンブル依存症が多い。(本当なのかこれは?)
・逆張りと順張り。順張りとは上昇している株を買って、さらなる上昇を期待する手法。逆張りとは、下落している株式の反発を期待して買う手法のこと。1日の取引のうち、順張り7割、逆張り3割ぐらいで買ってるらしい。
・株価の正確な予測なんて誰にもできない。理論で相場を語ることなど、ほとんどできない。
・中小証券会社は、自己売買部門=ディーリング部によって支えられている。
自分は半分遊びで、少額で株を買っている。でも取引にかける時間もないし、どう買えばいいかとか考えるのも時間的なコスパが悪いと思っている。ほとんど買いっぱなしでそのままだ。
たまに買った株の状況を覗くと、値段が上がったり下がったり。本当にまったく予想できないものだなぁと思うし、手に負えないものだと感じてる。