E.T.の感想
ブログなんてもっと適当に書いていい!って方針にしようと思います。
目標は5分で書くこと。
E.T. 見ました。
子供の頃ちらっと見た気がするんだけど、全然内容覚えてないシリーズ。
ハロウィンでヨーダについていこうとするシーン超面白いですよね。
エリオットのお兄ちゃんが言ったセリフが面白いですよね。
「ボタン押すだけの野蛮人かもしれないぞ!」って
宇宙人がUFOに乗って地球にやってきて、進んだ文明と技術についていろいろ教えてくれる。しかし、UFOが壊れたとたんに、何も説明できない者になってしまった。というのも、技術が進みすぎていてもはや個人が理解できる範囲を超えてしまっている。その者ができるのはスイッチ等を押して、その機器を使ったり、説明を機器から引き出したりすることだけだった。という話。
今の現代人も、割りと笑えない話ですよね。スマホとか使ってるけど、それを支えている通信技術、工業的技術、プログラムを理解できる人間がどれほどいるのかあやしいもんです。
でも、この映画のE.T.はめちゃめちゃ頭いいですよね。短い時間で救助信号発生装置もぱっと作るし、ちょっとした言語も取得。痛みという概念について、肉体的な痛みだけでなく、心の痛みまで理解する。最後のお別れでは頭を指差して、ココニイルよって、粋なことまで言ってのける。
気になったのが互いに誘うところ。エリオットがE.T.に「一緒に暮らそう」って言うんだけれども、E.T.は帰ろうとする。最後のシーンではE.T.がエリオットに「一緒に行こう」って誘うんだけれど、エリオットは残ろうとする。
このシーンには、お母さんと別居してるお父さんが関わってきてるんですよね。残された人達がどれほど悲しむものなのかというのをこの映画の中でエリオットは学習するんです。E.T.にも帰るところがあるのに、はじめにエリオットは理解せずに「一緒に暮らそう」と言ってしまう。その後、このことを学習するからこそ、お別れの時にはE.T.に「行かないで」とは言わないし、「一緒に行こう」という誘いにも乗らない。エリオットがちょっぴり大人になる話でもあるわけですね。
ピンと来なかったのが、エリオットとE.T.はどうして途中まで一心同体的状態にあったのか。生命の危機に陥った時に、その状態が離れた上、その後E.T.は何事もなかったかのように元気になってるという展開。んにゃぴ・・・。